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地名を語呂合わせで覚えるのは邪道ですか?/受験地理のQ&A

Q 地名がなかなか覚えられないので、語呂合わせで覚えようと思います。これは邪道な覚え方でしょうか?

 

A 質問者さんは、なぜ語呂合わせが邪道だと考えるのでしょうか?全く問題ありませんよ。私も歴史の年号をゴロで覚えて、今でもよく使うものがあります。いいご予算(1543年)種子島鉄砲伝来、、、

地理の地名でもいくつかありますね。

朝マックに行こう!

アルバータ州サスカチュワン州マニトバ州ケベック州

大切なことは、「ゴロ」で終わらせないことです。「ゴロ」だけ覚えて、それって何の略だっけ?とテスト会場で焦っても答えは出てきません。

 

ですから、用語や地名の意味を正しく理解して、その上でゴロを使いこなすのであれば、十分に意味があるでしょう。

私の高校時代の苦い経験を紹介すると、古典の時間に「まめならべり!」と覚えたのですが、そのイラストの豆の数が3つか5つかで友達と盛り上がったことは、よく覚えているのです。でも、肝心の「まめならべり」がなんのゴロであるのか、さっぱり思い出せないのです。

 

質問者さんへの特効薬!

あらゆる地名をゴロばかりにして覚えようとする、意味をよく考えないで、とにかく並べて頭文字をつなげて覚えようとする、これこそが邪道というものです。地名をゴロにする時間があるならば、その地名の意味や名付けられた背景などをネットで検索した方が、はるかに勉強になると思いますよ。

 

 

ここで一句

 

焦らずに 人生楽しく ゴロ合わせ

 

ではでは