市販のサブノートを買うよりも自分で作った方がよいですか?/受験地理のQ&A
Q 市販のサブノートに書き込むだけでは勉強にならないのでしょうか?自分でノートを作った方がよいですか?
A 質問者さんの気持ちはよくわかります。ただ穴埋めだけでは、本当に自分の力にならないのではないか?というものですね。これに対して、自分でノートを最初から作れば、大切な用語のみならず、地理の成り立ちも勉強になるのは確かです。
しかし、ノートに書く量が膨大な量であることも確かです。当然時間がかかります。さらに、書いた内容が正しくなければ意味がありません。教科書や参考書を正しく理解して、それをノートに書き写していく。簡単そうですが、内容を正しく理解するのは、けっこう難しいことです。
なぜなら、人間、思い込みで勝手に理解している場合があります。
むりやり自分に言い聞かせるようにして、強引に理解してしまっている場合もあります。
例えば、次の用語の違いを説明してみてください。
「楯状地」「卓上地」
これを、教科書や参考書岳を読んで、きちんと説明仕分けるのは、かなりキツいことです。「楯状地」は楯を伏せたような形をしていて、「卓上地」はテーブル上の台地になっている。つまり形状が違うだけ。と勝手に理解してしまいかねません。
実際は海成堆積層とか、隆起性台地とか、侵食平野などという、けっこう難しい違いなのですね。
さて、質問者さんへの特効薬です。
市販のサブノートを活用してみてはいかがでしょうか?サブノートと教科書や参考書を組み合わせて正しく理解する、ということに意識を向けてください。
ノート作りは、一通り地理の内容が理解できた上で、より深みを増すためにオリジナルで作っていく、という上級コースであることをお忘れなく!
ここで一句
地理学習 自分がサブでは 困ります
ではでは