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春休みには何を勉強したらよいですか?/地理受験のQ&A

春休みには何を勉強したらよいですか?

何?それは地理の何を?という意味でしょうね。何を勉強って、それもわからないのは困ったことですね、というのが正直なところです。でも、それではQ&Aにならないので、質問者さんへの特効薬を考えてみましょう。

 

まず、質問者さんが中学受験を目指す小学6年生、いや、まだ5年生かな。

中学受験のために覚えなければならない地理用語が山のようにあると思うのですね。もちろん歴史も理科も、、、となると受験用のテキストに出てくるものを、片っ端から覚えていくしかないでしょうね。本当は、地理を丸暗記の科目だと考えてほしくはないのですが、最低限の都市や山脈、川、海などの名称は覚えていなければ話にならないわけです。地理は考える科目ですと、毎回言っていますが、それは基本用語をある程度覚えていれば、の話ですから。一度習った地名をきちんと復習しておく、これが春休みにやるべきことでしょうねえ。なお、注意点として、地名を覚えるときには、必ず地図帳でその場所を、指で追いながら確認していくことが大切です。

がんばれ!若き受験生!

あっ、言い忘れましたが、この「地理の窓口」の日本地理もぜひ活用してください!

 

さて、質問者さんが高校受験を目指す中学2年生、いや地理学習が地獄のうちに終わったものの、何とか地理を出来るようにしたいと思っている1年生としましょう。

この場合も、中学受験と同じです。すでに習った範囲の地名をしっかりと覚えて下さい。中学では、世界地理を学びますので、カタカナの地名もたくさん出てくるでしょう。しっかりと地図帳でその場所を確認してください。できれば、白地図上でこの辺りの地名だ!と指で追えるくらいにしてほしいところです。そして、さらにプラスして、テレビニュースを毎日見ましょう。世界各地の出来事がニュースに出てきますから、それをめんどくさがらずに、その場所を地図帳で確認してください。あなたの見識は、よりいっそう深まることでしょう!

 

さて、最後に大学受験を目指す高校2年生が質問者さんだったら、、、、

1年後に控えた大学受験のための地理学習、、、、そうですね。春休みには「過去問」を解きましょう。そもそも、学校の授業が普通にある時期は毎日の予習復習で忙しいはずですよね。その合間を縫って「過去問」を解くというのは、けっこうハードですよ。だって、ただ解くだけじゃないですから。わからなくて解けなかったところや、間違った箇所をきちんと調べて解き直すのが、次につながる学習ですから。という、ことで、日常の予習復習のない、このじきだからこそ、「過去問」をじっくりと解いてください。いいですか!「じっくりと」というのかキーワードです。そのための過去問ノートという専用ノートを作ってもよいでしょう。あっ、もちろん地理だけじゃなくて、自分が受験で使う教科・科目についてはすべて「過去問」をやった方がよいでしょうね。

なに?塾の春期講習があって、その予習復習が忙しすぎて、過去問をじっくりと解く時間がない?

なんで、そこまで春期講習を取っちゃうかなあ、、、、

自分でじっくりと問題と向き合う習慣を付けておかないと、塾にいけば何とかなる、などと甘い考えの元になり、最後は浪人して1年ずっとおつきあいすることになりますよ。要注意です!

 

質問者さんへの特効薬!

とにかく習ったことは、パーフェクトに覚えてしまってください。過去問をじっくりと解いてください。

えっ?覚えられない?それは現代医学の粋を集めても、治すことは出来ないのです。ただし、1つだけ方法があります。

 

地名が覚えられません。どうしたら覚えられますか?/受験地理のQ&A - 地理の窓口

 

ただし、これは失敗するとすべてを失うリスクがありますので、くれぐれも自己責任でお願いします。

 

ここで一句

 

リスクとは クスリで治る わけじゃない

 

ではでは